日本で開幕したメジャーリーグ カブス×ドジャースの公式戦として東京ドームで行われた開幕2連戦。ドジャース・大谷翔平は「あまり打席では緊張しない方なんですけど、何とか打たなければいけないみたいな独特な雰囲気というか、久々に緊張して打席に行った」とコメント。あの大谷でさえ震えた第1打席。マウンドにはカブスの開幕投手・今永昇太は試合前、「逃げ出したい気持ちもある」と語っていたが、異次元の注目度の中、腕を振り続ける。大谷を抑えた今永は4回まで無失点。長いシーズンを見据え5回のマウンドには上がらなかったが、チームとファンの期待に応える好投。ドジャースの開幕投手は山本由伸。カブス・鈴木誠也との日本人対決。日本のプロ野球と違い、鳴り物の応援がない中、響き渡る山本の声。「自分の持っている力以上のものを出せるくらい頑張りたい」と語るほどの特別な試合は気迫のピッチングで今シーズン初勝利。試合スコアはカブス1、ドジャース4。開幕2戦目、2017年にカブスでプレーした上原浩治さんは始球式のために背番号19を背負ってマウンドへ。ボールを受けるのは今永。終えて上原さんを迎えたのはオリオールズで一緒にプレーしたジャスティンターナー。この試合ドジャースはメジャー初先発の佐々木朗希が160キロ連発で先頭打者を抑える。またこの試合大谷が今季1号を放つなどし、6-3でドジャースが勝利した。