まもなく第2次トランプ政権がスタートする。第2次政権では第1次を超える「史上最大の強制送還」を掲げている。移民が多い西部カリフォルニア州では不法移民に向けた講義が行われ、黙秘権があることや所持品検査などを拒否できるなどが伝えられた。ロサンゼルス近郊に住むエリックさん一家を取材。エリックさんはメキシコ出身で7歳の時に両親に連れられて不法に国境を渡った。現在エリックさんは2年ごとに更新が必要な在留資格を得ているが、両親は不法移民のままだという。異なる在留資格が混在する家族は。カリフォルニア州などでは全世帯の1割に上る。トランプ氏は「家族を引き離さないためには全員を送還しなければならない」としている。エリックさんは「移民問題が単なるモノだとみられています。人が密接に関係している複雑な問題であることを理解していない」などと話した。