4日、ロシア・プーチン大統領は国の業績に関する大規模展示会を視察。ソ連時代の核兵器も展示され、核実験を行う「核のボタン」が付いた制御盤の模型などを見て周った。ロシア国内でも大きく取り上げられたという。8日、ロシア大統領府で行われた軍の授賞式で来年3月の大統領選へ出馬の意向を表明。中林さんは「最近のロシアは余裕の笑みを浮かべている状況になってきている。これはウクライナ侵攻が長期戦に持ち込めればロシアが有利かもしれないという様子が見えてきたこと。そしてアメリカでは議会が膠着してウクライナ支援を通すことができていない。これはロシアに有利になること。そして8日の国連安保理ではアメリカが拒否権を発動してガザ地区での停戦を止めてしまうという状況になった。これは世界からも批判を浴びている。アメリカの状況が良くない、ウクライナの状況も良くない、ガザの事を考えると、プーチン大統領は中東の外遊も始めていて、大統領選の出馬表明は1週間も前倒ししたそう。それほど余裕を見せているということで核もある意味ロシアの存在感アピールということではないか」等とコメント。