ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席は21日、オンラインで会談し、連携強化を確認した。米国のトランプ大統領の就任を受け、改めて結束をアピールした形。21日に行われたオンライン会議の冒頭では、プーチン大統領が習近平国家主席に笑顔で手を振る場面もあった。ロシア大統領府などによると、プーチン大統領は、両国の関係について「相互の信頼や利益に基づく結びつきであり、国際情勢に左右されない」とした上で、「両国は国際社会の安定化に重要な役割を果たしている」と評価した。また、習主席は「新年に中ロ関係をさらに高いレベルに引き上げる」とした上で、「安定した両国関係をもとに、外部の不確実性に立ち向かう」と述べた。プーチン大統領はウクライナ情勢、習主席は関税問題で、今後、トランプ大統領と向き合う中、改めて結束をアピールした形。