ロシア大統領選挙で、17日にプーチン大統領が自身の選対本部で勝利宣言し「ロシアはより強くなれる」と述べた。71歳のプーチン大統領は、5期目の当選となり、憲法上2036年まで続投可能。また演説の中でウクライナでの軍事作戦の目標達成が、次の任期中の主要な課題だと表明。戦場ではロシア軍が主導権を握っていると自信をしめし、侵攻継続の姿勢を改めて強調した形。また先月死亡した反体制派指導者ナワリヌイ氏の名前を呼ぶ異例の発言もあった。その死について「悲しい出来事だ」とした上で、死亡前、囚人交換での釈放に合意していたと明らかにした。17日正午には、ナワリヌイ氏陣営の呼びかけで市民が各地の投票所で抗議行動を行ったが、プーチン大統領は「効果はなかった」と気にしていない姿勢を示した。