北九州市「魂龍」は、本場豚骨ラーメンを味わえる店。一番人気「煮玉子らーめん」は、中細ストレート麺にスープが絶妙 に絡んだ一杯。スープにこだわったラーメンを作るのは、福田明生さんと、妻・善枝さん。高さ約85センチ、直径約60センチの五右衛門釜に水、大量の豚の頭骨を入れ、ステンレス製の特大シャベルを使って混ぜ続ける。釜で一気に炊き上げることにより、豚の頭骨が溶け込み、旨みが凝縮され、濃厚かつコクのある豚骨スープが生まれる。しかし火力が強すぎるため、1度でも手を抜くとスープが焦げる危険があるため、目を離せない。かきまぜること3時間、仕上げにロッキーのテーマ曲をかけ、魂を注入。