アカデミー賞視覚効果賞は山崎貴監督の「ゴジラ-1.0」で日本作品初の快挙となり、山崎監督は「誰にでもチャンスはあるという証なのです」と受賞を振り返った。宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」も長編アニメ映画賞を受賞し、鈴木敏夫プロデューサーは「世界中で多く見てもらえたこと 評価いただけたことを うれしく思います」とコメントしている。役所広司さん主演の「PERFECT DAYS」は国際長編映画賞を逃している。また、作品賞は原爆の開発者を描いた「オッペンハイマー」でマイケル・ダグラスさんらが核兵器の廃絶を訴える文書を公開するとともに、「オッペンハイマーが始めたことを私たちは終わらせることができる」と書かれた看板が辺りには見られる。