撤退したイトーヨーカドーの跡地を巡り、争奪戦が繰り広げられている。惜しまれながら幕を下ろした茨城のイトーヨーカドー竜ヶ崎店、閉店の瞬間を一目見ようと多くの人が集まった。業績不審が続くイトーヨーカドーは関東の3店舗を閉店、構造改革として進めていた33店舗の削減計画を1年前倒しで完了した。店舗数はピーク時より半分ほどの92店舗となり、茨城を含めた8道県からは撤退した形。地元から撤退したその跡地は一体どうなるのか。かつてヨーカドーいちの売上を誇るも去年9月に閉店した津田沼店にはイオン、跡地のおよそ3割にはロピアが出店している。ロピアが北海道に初進出した際には行列、支払いは現金のみにするなど安さを実現、急成長を果たしている。イトーヨーカドーと激しいつばぜり合いを演じた西友も今売りに出されている。総合スーパーからそれぞれの強みに特化した専門店の時代に変化しつつある。
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