パラ競泳・木村敬一選手のすごさをロンドンオリンピック銅メダルの立石諒が体験した。同じ条件のもとオリンピックとパラリンピック2人のメダリストが対決すると木村が圧勝。なぜ目が見えなくても、こんなに速く泳げるのか。そこには2つの秘密が。先天性の病気で2歳から全盲となった木村が水泳を始めたのは10歳のとき。戦うのは視覚障がいの中で最も症状の重いS11クラス。選手たちは障害による見え方の差をなくすため光を完全に遮断したゴーグルをつけ泳ぐ。立石が視界ゼロの世界で泳いでみるとコースロープに激突。水をかく際にコースロープに触れることでまっすぐ泳ぐことができる。そのため手の甲にはコースロープにぶつけた傷痕が。木村のタッピングを担当するのが立石と同じくロンドンオリンピックで銅メダルを獲得した星奈津美。現在は木村のコーチを任されている。5度目となる今回のパリが33歳の木村の集大成となる。金メダルをとったら広瀬すずに会いたい、上田にはマンションが欲しいとお願いした。