フジテレビで行うSDGsを見つめ直すキャンペーンを開催、環境に優しいウイスキー造りを紹介する。ウイスキーは製造に大量の水やエネルギーを使用、その過程でも温室効果ガスが排出されている。排出を減らすのが課題だがすでにスコットランドのグラスゴーにある蒸留所では10年ほど前から製造に必要な電力を再生可能エネルギーからまかなう取り組みを行っている。製造過程で出たカスなどは近くのバイオマス発電所の燃料として提供、また業界初の排水の浄化に機械を使わず人口湿地帯を自然ろ過装置にし消費電力削減などに成功している。こういった取り組みはスコッチウイスキー業界全体に広がっていて2008年から12年間で温室効果ガスが5割ほど削減できたという。スコッチウイスキー協会は温室効果ガスを2045年までに実質ゼロにする野心的目標を設定しさらなる削減を目指している。