トランプ、ゼレンスキー両大統領の激しいやり取りがあったが、イギリスとフランスが仲裁の動きを見せている。ヨーロッパ首脳らの会議はおよそ2時間にわたって行われ15か国の首脳らの他ゼレンスキー大統領も出席した。終了後、イギリスのスターマー首相はウクライナへの軍事支援やロシアへの経済制裁の強化など和平を保障するための4段階の計画を発表。またイギリスやフランスのほかヨーロッパの複数の国が参加する有志連合を結成し停戦計画をウクライナとともに策定することで合意したと明らかにした。この計画には、停戦実現後に平和維持部隊を派遣することも想定されている。また、ウクライナとの関係が悪化したアメリカについて、イギリスのスターマー首相は「アメリカが信頼できない同盟国だとは思っていない」と強調したうえで有志連合による停戦計画もアメリカの協力を得ており、今後も協議するとの考えを示した。