2日、イギリス・ロンドンで開かれた会合にはヨーロッパ各国の首脳やウクライナのゼレンスキー大統領が参加した。イギリスのスターマー首相は会見で、イギリス、フランスや他の3か国が停戦計画についてウクライナと協力することで合意したと明らかにした。その上で、停戦計画をアメリカに提案し、共に協議を進めたい考えを示した。また停戦までは、ウクライナへの軍事支援などを強化することでも合意し、イギリスは防空ミサイルのための追加資金の提供を表明した。さらに停戦後は、ロシアの再侵攻を抑止するため、有志連合を結成して、ウクライナの平和を保証することでも合意したとしている。会合の後、ゼレンスキー大統領はSNSに、「真の平和と保証された安全に向けたアメリカとの協力のための強固な基盤を作るべく、ヨーロッパで連携している」と述べ、イギリスなどの協力を得て、トランプ政権と再び協議することに意欲を見せた。