岸田総理はノースカロライナ州にあるトヨタ自動車の工場などを視察した。総理周辺は日本企業がアメリカで雇用を生み、貢献することをアピールする狙いがあるとみられる。岸田総理が訪れたトヨタの工場は電気自動車などに載せる電池の工場で、建設が完了すれば5000人を超える雇用を生み出すとされる。岸田総理は投資や雇用創出による経済へのインパクトについて説明を受けた。その後岸田総理はホンダの小型ビジネスジェット「ホンダジェット」を手掛ける子会社を視察した。政府関係者は11月の大統領選を視野に「日本に雇用創出を求めるトランプ大統領誕生への備えになる」と話している。