台湾との関係を重視してきたツバル。人口約1万1000。1978年に独立、翌年台湾と外交関係結ぶ。ほとんどの食料を輸入に頼るツバルで台湾は3か所で農園を運営している。キュウリ・キャベツが人気でサラダにして食べている。台湾は医療支援も行っている。医師・看護師などが駐在し台湾の病院とネットを繋いでリモート診断なども行っている。しかしツバルでは今年1月に行なわれた総選挙で台湾重視の首相が落選。政権交代で台湾との関係を断つのではないかと憶測を呼んだ。新たに就任したテオ首相は台湾との外交関係を維持する方針を発表した。こうした中、アメリカのバイデン大統領と岸田総理大臣は先月首脳会談で、台湾と共にツバルに海底ケーブルを敷設する計画を発表した。ツバルでは通信は衛星に頼ってきたが通信速度が遅く、海底ケーブルはツバルの念願のインフラ。テオ首相は日米首脳会談の後。直ちに声明を発表した。台湾の林大使じゃ中国の行動に対し”今後も欧米や日本と連携して警戒していく”と強調した。