減税の延長など、トランプ大統領の看板政策を盛り込んだ大型法案が3日、アメリカ議会下院で可決された。トランプ政権が一つの大きく美しい法案と呼ぶ法案は所得税減税の延長などを柱としているが、財政赤字の大幅な増加につながるとして与党・共和党からも反対の声が出ていた。議会下院では2日にわたって審議され、野党・民主党のジェフリーズ議員が採決を妨害するために史上最長記録となる8時間45分の演説で反対した。採決では賛成218票、反対214票で可決された。上院でもすでに可決されていて、トランプ大統領の署名をもって成立する。