3月30日、出火原因は不明だが廃工場から火の手があがった。2階には動けない子ネコたちがいる。近隣の消防署が急行し消火にあたっていた時、消防隊員ジアネリが入口近くで4匹の子ネコを発見し救出。さらに廃工場の奥で子ネコをくわえ全身やけど状態の母ネコを発見。母ネコは炎に飛び込み子ネコを一匹ずつ安全な場所に避難させていたと思われる。全身に重度の火傷を負っていた母ネコはスカーレットと名付けられ約7000通もの応募からブルックリンに住むカレンさんに引き取られた。スカーレットはカレンさんの元で12年の時を過ごし2008年10月11日にこの世を去った。子ネコたちのうち1匹はウイルス感染で命を落としたが残る4匹は様々な人に引き取られ元気に過ごしたという。その後スカーレットの行動は絵本や書籍になった。