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「ザルジニー総司令官」 のテレビ露出情報

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まってからまもなく2年になるのを前に欧米の主要紙はウクライナ軍のザルジニー総司令官の解任があるのかどうかという議論がウクライナ国内で高まっていると報じた。ウクライナでは国土防衛という国の命運がかかる課題を抱えているだけに大きく注目されている。議論の中心となっているのがザルジニー総司令官。1973年生まれの50歳。ロシアの軍事侵攻が始まる前年の2021年にゼレンスキー大統領によって総司令官に任命されていた。そしてロシアの侵攻が始まると首都・キーウの防衛に続き東部ハルキウ州と南部ヘルソン州での反転攻勢を指揮して成功させ、国民から大きな支持を集めている。ところがここ数ヶ月、ゼレンスキー大統領との確執が度々伝えられてきた。その背景には去年注目された大規模な反転攻勢が期待された成果を出せなかったことがある。これに関連し、ザルジニー総司令官は去年11月、イギリスのエコノミストに寄稿し戦況が膠着状態に陥ったと指摘した。元々航空優勢がないなか行われた反転攻勢はウクライナ側にとって不利で、総司令官の指摘は現状率直に分析したものと言えるが、その直後にゼレンスキー大統領は別のインタビューで厳しい状況にあるとする一方で、膠着しているとは思わないと否定した。ゼレンスキー大統領の発言については国民の士気を鼓舞し、欧米からの支援を要請する立場からとも見られていたが、戦況をめぐる現状分析が食い違ったことから両者の不協和音が表面化したものと受け止められた。その後も双方に確執があるのではないかとの見方はさらに内政上の事情でも強まった。戦時中ということで延期される見通しの大統領選挙が仮に行われたら、再選を目指すゼレンスキー大統領にとってザルジニー総司令官が有力なライバルとなる指摘もある。こうしたなか大統領府の報道官は解任はないと否定しているにも関わらず、情報は拡散している。ウクライナでは去年の反転攻勢の厳しい結果を受けて、今年どのような戦略を立てていくかが明確になっていない。特にアメリカの支援が11月の大統領選挙でウクライナ支援に否定的とされるトランプ氏が再選する可能性もあり、長期的に見通せていない。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年10月3日放送 4:15 - 5:00 NHK総合
国際報道(米大統領線2024・油井キャスター現地報告)
来月5日が投票のアメリカ大統領選挙。今日から3日間にわたり選挙選とアメリカの行方を展望する。初日となる今日は外交について。民主党のハリス副大統領はバイデン大統領の方針を踏襲するとみられ、ウクライナの軍事支援を継続しNATOを重視する考えを打ち出している。一方、トランプ前大統領はウクライナの軍事支援には消極姿勢でNATOの在り方を見直すとしている。ニューヨーク[…続きを読む]

2024年9月26日放送 8:15 - 9:55 NHK総合
あさイチ(ニュース)
ウクライナのゼレンスキー大統領は25日、国連総会で演説し、ロシアの軍事侵攻を止められるのはウクライナが提唱する和平案だけだとして各国に支持を訴えた。

2024年2月9日放送 23:35 - 23:45 NHK総合
時論公論(時論公論)
ウクライナのゼレンスキー大統領はザルジニー総司令官を解任し新たにシルスキー陸軍司令官を任命した。今回の人事は軍の序列を重視した穏当な人事で解任の衝撃を抑えようという意図があるようにもみられる。今回に解任には衝撃が走った。ザルジニー総司令官は独立ウクライナの軍で育った新世代で親ロシア派との紛争で頭角を表し48歳で軍総司令官に抜擢された人物である。また今回の解任[…続きを読む]

2024年2月9日放送 23:00 - 23:58 テレビ東京
ワールドビジネスサテライトQuick ニュース
ウクライナのゼレンスキー大統領は、軍トップのザルジニー軍総司令官を解任すると発表。2人の間には確執があったとの報道も。今後はチームの一員として協力するんだそう。後任は軍No.2のシルスキー陸軍司令官をあてる。

2024年2月9日放送 21:54 - 23:10 テレビ朝日
報道ステーション(ニュース)
ウクライナのゼレンスキー大統領はザルジニー氏を軍の総司令官から解任した。ザルジニー氏はロシア軍の侵攻からキーウを防衛したが、反転攻勢などをめぐり大統領と確執があったとされる。後任にはシルスキー陸軍司令官が就任する。

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