- 出演者
- 高橋彩 別府正一郎
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ロシア国防省は26日、ロシア軍がウクライナ側の拠点である東部ハルキウ州クピャンスクから南東に約20キロに位置する集落を掌握したと発表した。ウクライナ側はまだ戦闘は続いていると否定している。3月に大統領選挙が迫り、ロシアは国民に勝利を見せつけようとしている、とウクライナ・United Newsは伝えている。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まってからまもなく2年になるのを前に欧米の主要紙はウクライナ軍のザルジニー総司令官の解任があるのかどうかという議論がウクライナ国内で高まっていると報じた。ウクライナでは国土防衛という国の命運がかかる課題を抱えているだけに大きく注目されている。議論の中心となっているのがザルジニー総司令官。1973年生まれの50歳。ロシアの軍事侵攻が始まる前年の2021年にゼレンスキー大統領によって総司令官に任命されていた。そしてロシアの侵攻が始まると首都・キーウの防衛に続き東部ハルキウ州と南部ヘルソン州での反転攻勢を指揮して成功させ、国民から大きな支持を集めている。ところがここ数ヶ月、ゼレンスキー大統領との確執が度々伝えられてきた。その背景には去年注目された大規模な反転攻勢が期待された成果を出せなかったことがある。これに関連し、ザルジニー総司令官は去年11月、イギリスのエコノミストに寄稿し戦況が膠着状態に陥ったと指摘した。元々航空優勢がないなか行われた反転攻勢はウクライナ側にとって不利で、総司令官の指摘は現状率直に分析したものと言えるが、その直後にゼレンスキー大統領は別のインタビューで厳しい状況にあるとする一方で、膠着しているとは思わないと否定した。ゼレンスキー大統領の発言については国民の士気を鼓舞し、欧米からの支援を要請する立場からとも見られていたが、戦況をめぐる現状分析が食い違ったことから両者の不協和音が表面化したものと受け止められた。その後も双方に確執があるのではないかとの見方はさらに内政上の事情でも強まった。戦時中ということで延期される見通しの大統領選挙が仮に行われたら、再選を目指すゼレンスキー大統領にとってザルジニー総司令官が有力なライバルとなる指摘もある。こうしたなか大統領府の報道官は解任はないと否定しているにも関わらず、情報は拡散している。ウクライナでは去年の反転攻勢の厳しい結果を受けて、今年どのような戦略を立てていくかが明確になっていない。特にアメリカの支援が11月の大統領選挙でウクライナ支援に否定的とされるトランプ氏が再選する可能性もあり、長期的に見通せていない。
今回紹介するのはスペイン映画、ビクトル・エリセ監督の「瞳をとじて」。マドリードのテレビ局を訪れた元映画監督ミゲル。番組の女性ジャーナリストから22年前に起きたある事件について取材を受ける。当時ミゲルが監督していた映画「別れの眼差し」。撮影中、主演俳優が突然疾走したのです。ミゲルにとって失踪した俳優フリオは親友でもありました。番組への出演を依頼されたミゲルはカメラの前でフリオと過ごした青春時代を追想します。親友はなぜ姿を消したのか、心の底に澱のようにたまっていた疑問に再び向き合うようになったミゲルはフリオの娘・アナに会います。番組放送後、ミゲルのもとに思わぬ報せが入ります。
藤原さんは「悪い人が出てこない映画なんですね。長い長い映画なんですけども一番最後になって、見て良かったんだなっていう気持ちになる」「昔のことを語る一人一人の顔を見ていただきたい。昔のことを話す中で昔こんな人だったんだろうなという表情が見えてくる、これが映画の力なんだろうなと思いました」「エリセさんは決して政治的な監督じゃありません。しかし政治問題をテーマにする訳じゃないんだけど内戦と独裁を切り離してスペイン社会を語るということはできない。そういう時代の中で作業をしてきた人です」などと話した。「瞳をとじて」は来月9日公開。
香港政府トップの李家超行政長官は国家の安全を脅かす行為を取り締まる香港独自の「国家安全条例」の制定に向け要旨を発表した。国家機密を盗むことやスパイ行為外国勢力の香港への干渉などが取締の対象となる。企業はビジネスに影響が出るのではと懸念する声も上がっている。
イーロン・マスク氏は自らが立ち上げた企業「ニューラリンク」が人の脳にインプラント機器を埋め込む試験をはじめたと発表した。すでに他の企業も試みているため初めてとは言えないが、ニューラリンクは他の企業より歩を先に進め、あらゆる人に提案している。
エンディングの挨拶をした。