- 出演者
- 栗原望 油井秀樹 酒井美帆
日本時間きょう未明に行われたイランのイスラエルに対するミサイル攻撃。その行方を大きく左右するとみられているのが米国大統領選挙。「シリーズ アメリカ大統領選挙 苦悩する大国」を伝える。
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- アメリカ合衆国大統領選挙イスラエル
オープニング映像が流れ、酒井美帆キャスターらが挨拶した。
今日伝えるニュースラインナップを紹介した。
米国大統領選挙に向けた副大統領候補のテレビ討論会。両陣営が直接戦う最後の機会だとしてみられ政策をめぐる激しい論戦となった。民主党のウォルズ氏と共和党のバンス氏、イランの大規模攻撃を受け討論会は外交政策から始まった。両者が司会者に従わず発言を続けたことで両者のマイクが切られる場面もあった。CNNテレビは討論会を見た人に対し「どちらが勝ったと思うか」と調査したところバンス氏51％、ウォルズ氏49％だった。
来月5日が投票のアメリカ大統領選挙。今日から3日間にわたり選挙選とアメリカの行方を展望する。初日となる今日は外交について。民主党のハリス副大統領はバイデン大統領の方針を踏襲するとみられ、ウクライナの軍事支援を継続しNATOを重視する考えを打ち出している。一方、トランプ前大統領はウクライナの軍事支援には消極姿勢でNATOの在り方を見直すとしている。ニューヨークから中継。大統領選挙の行方を固唾をのんで見守っているのがウクライナ系アメリカ人。アメリカにはウクライナ系の人が約120万人いる。ニューヨークにあるウクライナ系の団体からはこれまでも多額の寄付金がウクライナに送られ、様々な組織から感謝状が届いている。ウクライナ系の人にとって次の大統領が誰になるのかでウクライナの将来を大きく左右するものとなる。
アメリカ最大のウクライナコミュニティを訪問。マンハッタンにあるウクライナのカトリック教会には大勢が訪れていた。2年前には貼られていたウクライナ支援を呼びかけるポスターが外されていた。軍事侵攻が始まってからアメリカに避難してきたウクライナ人は25万人以上。2年前はアメリカ政府の対応に感謝の声が大半だったが、今回は懸念や不満の声が上がっていた。支援物資が集められていた教会の地下室にも変化が。2年前には廊下まで支援物資が集められていたが、現在では物資は減り、団体としては支援の先細りを感じているという。大統領選挙で両候補の支持率が拮抗する中、どちらが勝利してもいいように備える動きも出てきている。
ニューヨークから中継。UCCAのドブリアンスキーさんに話を聞いた。ドブリアンスキーさんは「トランプ前大統領とも会った。トランプ前大統領はウクライナは破滅状態等と発言している。ウクライナ系アメリカ人らと共に選挙後にかけても選挙登録を勧めていく必要があると考えている。」等とコメントした。
ニューヨークから中継。UCCAのドブリアンスキーさんに話を聞いた。ドブリアンスキーさんは「トランプ前大統領とも会った。トランプ前大統領はウクライナは破滅状態等と発言している。ウクライナ系アメリカ人らと共に選挙後にかけても選挙登録を勧めていく必要があると考えている。」等とコメントした。ミシガン州は激戦州の1つだ。ディアボーニには全米最大のアラブ系アメリカ人のコミュニティがある。菓子職人のカダー・マスリさんもアラブ系アメリカ人で民主党を支持している。「民主党には期待出来ない。」という声も残っている。緑の党から立候補するジル・スタイン氏が批判の受け皿となっている。スタイン氏はガザ地区の停戦を訴えていてイスラエルを非難している。ハリス氏にとって脅威となっている。弁護士のソジュード・ハマデさんはスタイン氏に投票する事を決めた。ハマデさんの両親はレバノン出身だ。レバノンを訪れた際、激戦を目撃したという。民主党に抗議の意思を示したいと話す。
大統領選挙の投票行動への影響についてのトーク。油井秀樹は「今回の大統領選挙では外交の比重が高いと言われている。激戦州は支持率が拮抗すると見られている。民主党は票の掘り起こしを進めている。外交に関心が高いコミュニティに対しても働きかけを展開してゆく見通しだ。ハリス氏はアメリカの主導権を維持する姿勢だ。」等とコメントした。
米国のカーター元大統領が100歳を迎えた。大統領経験者としては史上最高齢となる。1977年から4年間大統領を務めた。退任後は夫人と共に貧しい人のために住宅をつくり、海外の病気根絶に尽力。2002年にノーベル平和賞を受賞。去年からジョージア州の自宅でホスピスケアを受けているが、その9カ月後にはロザリン夫人を亡くしている。
フランス東部にできた長い列。パリ五輪で使われた公式グッズのセールが行われた。大人気の帽子は25ユーロ。購入は1人5点まで。セールは全国各地で行われるという。
ポーランドの動物園で生まれた絶滅の恐れがある鹿「プーズー」の赤ちゃん。チリやアルゼンチンの森林に生息する世界最小の鹿。大人でも体重は15キロほど。
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約2カ月におよぶ政治の空白を経てフランスの新たな首相に就任したバルニエ氏が1日施政方針演説を行った。しかし野党側は早くも内閣不信任決議案を提出する構えで政権は難しいかじ取りを強いられている。選挙で最大勢力となったものの政権に入れなかった野党左派の連合は内閣不信任案の提出を検討、専門家は政権の命運は国民連合が握っていると指摘している。
パリから中継。選挙で最大勢力となったものの、政権に入れなかった野党の左派の連合は既に内閣不信任決議案の提出を念頭している。一方、極右の国民連合はただちに左派の不信任決議案に賛同はしないとしながらも、今後決議案に同調する可能性は排除していない。専門家は政権の命運は国民連合が握っていると指摘している。マクロン大統領の影響力が低下し、国民連合にとっては政権に圧力をかけて、存在感を高める機会となっている。
ウクライナのゼレンスキー大統領は国内で生産できる無人機は年間400万機と述べ、欧米の企業に更なる投資を呼びかけた。
今年6月のメキシコ大統領選挙で当選したクラウディア・シェインバウム氏の就任式が1日首都メキシコシティーで行われ、初の女性大統領が誕生した。シェインバウム氏は62歳、科学者として気候変動に関する研究に取り組み2018年〜2023年までメキシコシティー初の女性市長となった。メキシコでは麻薬組織による殺人などが後をたたず、治安回復が課題となっている。
ミャンマーで実権を握る軍は来年実施を目指す総選挙に向けてきのう国勢調査を始めたことを明らかにした。軍と民主派勢力の間で戦闘が続く中、国勢調査は全土で行えるか見通せない状況。
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- ミャンマー軍
あすもアメリカ大統領選挙の勝敗を左右するとされる激戦州から油井キャスターが伝える。両候補が獲得に力を入れているのが、ラストベルトと呼ばれる地域の労働者票。
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エンディングの挨拶。