ロシアとウクライナによる3年ぶりの直接協議がまもなくトルコのイスタンブールで始まるとみられる。プーチン大統領の欠席で協議は難航が予想される。直接協議の開始時間について、ロシアのタス通信は日本時間午後4時と伝えているが、確認されていない。ロシア側は2022年の直接協議に参加したメジンスキー大統領補佐官が代表団を率い、そのほかにガルージン外務次官やフォミン国防次官などが出席する。ウクライナ側はイエルマーク大統領府長官やシビハ外相らが出席すると、現地メディアは伝えている。ウクライナは30日間の無条件の停戦を求めているが、ロシアは応じない姿勢を示していて、協議が進展するかは不透明。15日にトルコのエルドアン大統領と会談する予定のゼレンスキー大統領について、ロイター通信は首都アンカラに向かっていると報じた。