ウクライナ・ゼレンスキー大統領は、トルコで23日に3回目となるロシア・ウクライナの直接協議が行われる見通しだと発表した。ロシア大統領府・ペスコフ報道官も同様の内容を述べた。ウクライナ大統領府は前回と同じくウメロフ国家安全保障・国防会議書紀が、ロシア側もメジンスキー大統領補佐官が協議団の団長を務める見通し。先月2日には2回目の協議が行われ、新たな捕虜交換や遺体返還について合意し、双方が和平に関する覚書を提出した。ウクライナは少なくとも30日間の無条件停戦を求めているのに対し、ロシアは一方的に併合したウクライナ東部・南部4州からのウクライナ軍の完全撤退などを求めており、双方の主張は大きく隔たっている。