囲碁ライターの品田渓さんは一力さんの改革によって、チームとしての一体感と緊張感が生まれた、若手もベテランも切磋琢磨できる環境ができただけでなく成績によって降格する緊張感もあるという。国内の囲碁人口はこの10年ほどで6割ほど減っている。これにあわせて大会規模が縮小したり、賞金額が減少したりしている。改革が進まなかったのには棋道という考え方が関わっている。棋道とは美しく勝つ、潔く負ける、結果よりも内容という碁のきわめるべき道のこと。品田渓さんは棋道は一人で突き詰めていくというような風潮だという。
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