石川県七尾市からの中継。石川県七尾市中心部にある一本杉通り。450メートルほど続くこの通りには、さまざまなお店が建ち並び地元の人はもちろん、観光に来る人からも愛されている場所。この一本杉通りも、去年の地震で大きな被害があった。今も4割近くのお店が営業を再開できていないという。一本杉通りではこれからをどうしていくか、模索が始まっている。一本杉通り復興委員会・岡田翔太郎さんは一本杉通りのかつての姿を模した模型を作成、一本杉通りは七尾市内でも被害が大きかった場所。公費解体や建物の改修工事がこれから進んでいくと、かつての町並みが失われてしまう。これからのまちづくりを考えたうえでも、今までの被災前の町の姿をきちんと保存し記憶に保存して考えていくことが重要だと考えたのだという。現在一本杉通りではwワークショップを行うなどし、更地となった場所をどう活用するかを考え、子どもたちも参加してくれたという。岡田さんたちはかつての風景を残しながら、新しい未来を作るために模索を続けている。