ホリコ・キャピタルマネジメントの堀古さんに話を聞く。7-9月期の決算について堀古さんは「歴史的にアメリカの名目GDPとS&P500採用企業の利益には相関関係がある。1株利益はおおむね名目GDPと共に伸びていることがわかる。アトランタ連銀が公表する7-9月期のGDPナウは実質成長率5.1%、デフレーターが3.5%とすると名目GDP8.6%と高い数字となる可能性が高い。エコノミストが弱気で3%の実質成長しか予想しておらず、このような状況ではサプライズが上に出る可能性が高い。企業利益は名目GDP成長率の1.5倍出るのが平均的。8.6×1.5だと13%近い増益となる。短期では大きくブレるのでなんとも言えないが7-9月期の決算では上方サプライズとなる可能性が高い」などと述べた。