新潟・長岡から中継。2022年12月、新潟県長岡市では大雪の影響で32キロにわたり、およそ1000台の車が巻き込まれる大規模な立往生が発生した。解消までには26時間ほどがかかり市民生活にも大きな影響が出た。新潟県内ではこれから雪がさらに強まり、あさってにかけて平地を含めて警報級の大雪となる所がある見込み。気象台によると今回の寒気は大規模な車の立往生が発生した2022年12月の大雪のときよりも強く、さらに数日間にわたり続くのが特徴だという。この立往生を教訓に国などは早めに集中除雪を行うため、国道17号など県内14の区間などを予防的に通行止めにしたうえで並行して走る高速道路の同じ区間についても通行止めにする可能性があるとしている。気象台や北陸地方整備局は大雪の際は外出を控えるとともに、やむを得ず外出する場合には車に毛布やスコップを積むなど備えを進めるよう呼びかけている。大雪でどうしても絶対気を付けてほしいのが一酸化炭素中毒。マフラーが塞がれてしまうと排気ガスが車内に入ってきてしまい15分ほどで人体に危険なレベルになるということもいわれている。