瀬戸内海に浮かぶ純白の山。雪ではなく塩。広島湾に浮かぶ無人島の三ッ子島は海外から輸入された塩の国内最大の中継基地になっている。1966年から半世紀以上、24時間体勢で日本の産業を支え続けている。船でしか渡れない眠らない島だった。メキシコから3週間かけて到着した18万t貨物船の荷揚げは巨大なUFOキャッチャーのよう。作業は5日間ぶっ通しで続く。ここで保管される塩の約8割が工業用塩で、国内シェアの約2割を担う。洗剤・石けんの原料、、紙の漂白、薬の精製などインフラの一部となっている。約1億円の特殊重機が塩を削る。一番の大敵はサビだという。ベルトコンベヤーで毎時1600tの塩を全国に送り出す。杉山は「瀬戸内海にこんな真っ白な山があるんですね」、南後は「私たちの生活に役立っているというロマンを感じる」などとコメントした。
