LINEの乗っ取り被害が相次いでいる。乗っ取り被害に遭った50代の場合を紹介。きっかけはSNSのメッセージ。友人からのお願いに違和感を覚えずURLをクリック。LINEの登録情報を入力するよう求めら入力すると数分後にはLINEログインできなくなりアカウントを乗っ取られる。URLは偽サイトだった。メッセージを送ってきた友人はアカウントを乗っ取られた偽物だった。この後、女性のLINE友達に次々とメッセージが送られてしまい金銭を要求するものも。被害女性は「私のせいで多くの人たちのLINEを失わせたら…と自分を責めるし申し訳ないしすごく落ち込んだ」と話している。LINEなりすましの特徴(LINE公式HPより)について。実際の関係と不釣り合いな接し方をする、いつもはため口なのにきょうは警護?、日本語におかしなところがある、個人情報を聞いてくる、怪しいURLまたはQRコードに誘導してくる、暗証番号を入力させようとしてくる。ITジャーナリスト・三上洋氏によると「乗っ取る側の目的はお金。乗っ取ったアカウントの友人、そのまた友人とどんどん乗っ取りだまし取るお金を増やしていく」という手口だという。被害を防ぐためには、ログイン許可の設定、身に覚えがないログイン通知の確認することが大切。また、身に覚えのないログインを確認すること、ログイン中の端末の確認することは重要だという。ITジャーナリスト・三上洋氏は「親しい友達であってもリンクが送られてきた時点で警戒。押して飛んだ先でIDやパスワードの入力画面が出たら『詐欺』と考えて下さい」などコメント。