楽天グループの2024年1月〜12月までの1年間の決算は、最終損益は1624億円の赤字。赤字は6年連続。赤字の主な要因はモバイル事業。契約者の増加などにより赤字幅は年々縮小。グループの営業利益は5年ぶりに529億円の黒字に。楽天モバイルの利用者は楽天市場や楽天トラベルなどグループの他のサービスを使う割合が高い。モバイル事業をグループの「加速要因」と位置付けている。楽天グループの三木谷会長兼社長は「売上の伸びのうち34.4%が楽天モバイルに起因している」。楽天モバイルの契約者数は830万件。今後、高齢者や地方の強化などで早期に1000万件に到達させたいとしている。