万博の開幕まであと20日を切り、国内のパビリオンが続々と完成する一方、海外などのパビリオンはおよそ7割が未完成。おととい、大阪ヘルスケアパビリオンの開館式が行われた。健康や未来の医療などに関するコンテンツが目白押し。25年後の自分に出会えるというリボーン体験もできる。リボーン体験は事前予約制で所要時間はおよそ1時間とのこと。続いては最新技術で全身を洗うミライ人間洗濯機。人間洗濯機は1970年の大阪万博で三洋電機が出品して注目を集めた。進化した人間洗濯機を大阪府の吉村知事が体験した。ミライ人間洗濯機は体を洗うだけでなく、背もたれの部分からセンサーで生体データの計測などもできるという。この体験は事前予約制でおよそ1000人の定員。関西パビリオンは、兵庫県の未来バスで過去を振り返る映像体験や、福井県のブースでは1億2000万年前の恐竜の世界を見ることもできる。鳥取県のブースでは鳥取砂丘の砂が敷かれているエリアもある。一方、工事の遅れが懸念されている。海外からの参加国が自ら費用を負担して建設するタイプAのパビリオン42棟のうちおよそ7割が建築の完了証明を受けていないという。博覧会協会は開幕までにはほぼすべての建物が完成する見通しとしている。
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