- 出演者
- 所ジョージ 林修 小倉久寛 はいだしょうこ
オープニング映像。
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小倉久寛は山間の町で生まれたが、この番組で自然を楽しみ尽くしている人を見るとまだまだ足りなかったなと思うと話した。はいだしょうこは自給自足に憧れるが、料理が下手なので生活するとなると難しいと思うと話した。
今回は島根県のポツンと一軒家。出雲空港から3時間弱、集落に到着。住人の佐原さん夫婦に声をかけてみた。ポツンと一軒家はウシロヤマではないかというが、険しい道なので車では行けないかもしれないという。空き家の持ち主はムラカミさんという女性の方で今は空き家になっているのではないかということなのでムラカミさんに電話をしてもらった。ムラカミさんの麓の自宅に案内してくれるという。ムラカミさん宅に到着し、衛星写真を見てもらうと亡くなったご主人の実家だという。85歳の村上文子さんがポツンと一軒家の主。以前は居住していたが麓に移住してきたが、山に通って畑仕事をしているという。ご主人は3年前に他界したので、1人で山通いをしている。子どもは2人で島根県在住で毎月帰省しているとのこと。山へは文子さん自ら車を運転して山の上のポツンと一軒家に向かう。崖すれすれの細く険しい山道をスイスイと運転していく。
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島根県のポツンと一軒家に到着。広大な森の中でそこだけがぽっかり切り開かれ、白い三角屋根の建物と小さな建物が2棟建っていた。建物は物置が2つと車庫で今は母屋はない。築100年以上の茅葺き屋根の母屋だったが解体したのだという。村上家は農家と林業兼業で、この場所は元棚田だったという。周囲は元田んぼだったが、荒れないように自力で植林したのだという。元は集落で7軒ぐらいあったが、一番最後が村上家だったという。豪雪地で生活が困窮、通学が困難にもなり、転居を決意したのだという。
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すべての恋が終わるとしてもの番組宣伝。
51年前に一家5人で山を降り、田んぼを宅地造成した住宅地に家を購入した村上家。麓に移住後も山の上の土地は手放さずに管理を続け、文子さんは今も毎日畑仕事に通っている。亡夫の美晴さんと夫婦で母屋を約半年で解体したという。母屋跡にはキウイが栽培されていた。お風呂や台所跡が今でも残っていた。当時は湧き水を使って生活していたという。文子さんは隣町出身で実家は農林業で7人兄弟。中学卒業後は山口県で個人医院に勤務。父親が脳卒中になり、実家に帰り介護をしていたところ縁談話があってお見合いをしたという。亡夫の美晴さんの第一印象は気難しい人だったという。人手が必要だったこともあり、田植え前に結婚が決まったという。国道から歩いて嫁入りした。文子さんは19歳で嫁入りした。結婚後はすぎに田植えを手伝いはじめ、 1年経って長女、長男が生まれた。子育ては義母が行い、嫁は働くという時代だったという。亡夫の美晴さんはとにかく真面目で堅物だったという。美晴さんの義父は戦死されていて、祖父母に育てられたのだという。美晴さんは家業を継いだが体が弱わく、文子さんは夫の分も仕事をしたという。田んぼだけでは家計は苦しく、原木椎茸もはじめ、工場勤務もした。
番組はTVerで配信。
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40年前に夫婦で母屋を解体した後も山に残る村上家の3棟の建物。物置には亡夫の美晴さんが木工をやっていて道具などが残っている。美晴さんが作った木工作品もたくさんの残っている。美晴さんは録音図書の仕事もしていて、70歳を過ぎてから録音図書を開始し14年間継続したという。美晴さんはハーモニカ、写真撮影など多趣味だった。文子さんはこの日、じゃがいもの収穫をする。元棚田を畑にして様々な野菜を栽培している。今は孫やひ孫が頻繁に帰省し幸せ、美晴さんに感謝していると話す。
島根県のポツンと一軒家をみて、所さんは思い出がたくさんあるから毎日通えるんじゃないかと話した。何でもご自身たちでやるのはすごいなどと感想を話した。
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