NHKの連続テレビ小説、虎に翼の主人公のモデルとなった三淵嘉子さんが裁判官として働いていたころの様子を知ることができる企画展がきょうから東京・千代田区の法曹会館で開かれている。戦後の一時期にここ法曹会館で働いていたことがある三淵さんの当時の様子を伝えるパネルや執筆した初版本、裁判官や検察官など法曹関係者のみに配られていた会報など30点余りが展示されている。また三淵さんが昭和25年に米国で行った視察で家庭裁判所が関係機関と協力して社会問題の解決にあたっていたことを座談会形式で紹介しており、ドラマで使用された学生時代の友人の妻が書いた小道具のチョコレートの絵も見ることができる。この企画展は来月10日まで開かれている。