午後からの集中審議を前に笑顔をみせていた高市総理。与党が重視していたいくつかの重要な法律が、午前中に成立したことをうけるかたちで論戦に挑んだ。そこに相対したのが立憲民主党・蓮舫参院議員。高市総理の国会への出席が極端に少ないとして、その姿勢を攻撃した。さらに、蓮舫議員が追求したのは、きょうの午前中に成立した法律の1つ、改正皇族典範について。改正皇族典範は、女性皇族が結婚後も皇室に残ることや、旧宮家の男系男子を養子に迎える等が可能とするもの。採決で反対した立憲民主党の蓮舫議員は「メディアの論調を見ると、養子案は賛否拮抗しています。総理のお好きな国論を二分する。天皇制に関してだけは国論二分しちゃだめじゃないですか。今からでも養子案は撤回すべきしゃないですか」と話した。高市総理は「今回の改正は皇族数の確保ということを目的に行っております。そしてこれは立法府の総意を厳粛に受け止めて、私どもは法律案にしてお示しした」などと答えた。また、蓮舫議員は自民党内の会長が麻生副総裁だったことについて、「麻生氏の妹君は三笠宮崇仁親王妃家のご当主の信子さま。信子さまは養親になれるんでしょうか」と質問。高市総理は「信子殿下は養親になることは可能でございます」と答弁。次に質問に立った立憲民主党の田名部匡代参院議員は冒頭、誹謗中傷動画について触れ、改めての高市総理の木下秘書の参考人出席を求めて、質問は行わなかった。しかし、高市総理は誹謗中傷動画について否定した。午前中の参院本会議では、改正皇族典範に加えて、日本の国旗を傷つける行為を処罰する国旗損壊罪を創設する法律も成立。一方で、日本維新の会肝いりの副首都法案は、きょうまで審議に入らなかった。与党は国会会期を8日間延期を申し入れを行った。
