三菱UFJフィナンシャルグループが20周年を迎えた。双日総合研究所・吉崎達彦は「2005年という年は、その年の3月にペイオフが解禁されて、やっとこれで金融不安終わったかと思ったら金融庁の検査でUFJ銀行の不良債権というのが見つかり10月に合併が決まる事実上の救済合併だった。翌年3月になると今度は日銀が量的緩和政策をやめると。この銀行の誕生がまさに日本がこの金融不安から脱出する最後の山場だった」と振り返った。UFJ銀行の前身の三和銀行は「3つの地銀が集まってできたちょっと庶民的な銀行」で三菱銀行は逆に伝統があって、ちょっとお堅い社風だったので、うまく文化としてかみ合ってたんじゃないかと評価した。一方でプライマリーディーラーの返上とか、お上に物申す、そういうちょっと気骨があるところもある。一方、国際的な存在感という意味ではまだ今ひとつなところがあると指摘した。
