広島・竹原市、WOTAによる家まるごと水循環再生をしているモデルハウスを紹介、使った水を回収して再生システムで再生し水補給の必要がない水循環システムでトイレの水はトイレ用、風呂などの生活用水は再度生活用水として使用し飲水は雨水をろ過して供給する。WOTA Unitは特殊なフィルターなどで最近や不純物を除去してセンサーやAIで水質を常時監視している。風呂・キッチンなどからの排水最大97%を再生し上下水道に接続しなくても暮らせる環境を実現した。これまで国内外で実証実験を重ねてきたが広島での取り組みは日常インフラとして成り立たせるためのオペレーションを確立するため複数世帯が協力してもらえる地域単位の切り替えを山間部で実施した。この集落では市主導で10世帯がWOTAシステムを導入、地域単位で導入を進めている。急激に進む人口減少で原則独立採算制で行われる水道事業が事業困難になるため水道料金値上げ率は過疎地では50%以上上げるとの推計もある、起伏がある山間部では水道管の修復も困難で水道インフラ手段の代替としてWOTAに注目したという。期待が集まるWOTAは先月都内で「Water 2040 ファンド」立ち上げ記者会見を行った。三菱UFJ 信託銀行など複数金融機関から出資を募り、資金でシステム導入の初期費用をまなかい自治体の水道インフラの切り替えを支援、まずは5000世帯の導入を目指す。能登半島地震で水道インフラが被害を受けた珠洲市ではWOTAが発災直後から支援、珠洲市も今年度中に導入開始を表明、WOTAもトヨタグループ企業の協力で量産体制を整え普及拡大を目指す。