連続テレビ小説「風、薫る」の小川吾郎役・甲斐翔真さんにインタビュー。妻の直美に会えないまま病院で亡くなるシーンについて、初めて台本を読んだ時の感想を「一番切ないと思った。ボタンの演出がすごく秀逸。本当は戦争に行きたくなかったんだなって」と語った。吾郎が台湾で病気にかかり広島の病院に移送され、自分の命があとわずかだと悟った時の場面を紹介。甲斐さんにとってこれが最後の撮影で、直美役の上坂樹里さんが撮影に来てくれたという。甲斐さんは戦争に行く前に「明」と名付けたまだ見ぬ子どもに会いたかったと話してくれた。今回、看護婦の直美と結婚して家族を作るという役だったが、甲斐さんの母は看護師をしていてドラマへの出演に縁を感じたという。甲斐さんがもう一度見てほしいシーンは吾郎の死を知った直美が遺品の制服にボタンを付けている場面。亡くなった吾郎が現れる。このシーンでは直美の泣き笑いの表情を撮りたいという監督から、カメラの後ろにいた甲斐さんに「何でもいいから笑わせてください」という指示があったという。
