東京ではG7外相会合が行われている。今日の最初の議題はウクライナ情勢に関してで、ウクライナに対して協力して支援を続けていくことが話し合われているとみられている。またイスラエル・パレスチナ情勢について、上川外務大臣は昨夜記者団に「予定時間を超えて議論ができた」と述べた。その中で人質の即時解放とガザの人道状況改善が最優先で、そのために戦闘の一時休止が必要だということが議題に上り、外務省幹部によると「外相間で認識がおおむね一致した」という。さらにガザの将来や中東和平プロセスの再活性化の検討も議題となり、外務省幹部も「危機を繰り返さないためにも手立てを打つ必要がある」としている。今日の夕方には議論の成果を共同声明として発表する見通しで、こうした内容についても盛り込まれるとみられている。