林芳正官房長官の総裁選の出馬は今回で3回目。林氏は旧岸田派。これまで防衛大臣、農水大臣、文科大臣、外務大臣など8回の閣僚経験がある。前任者の辞任などに伴う緊急登板が多く、「困ったときの林芳正」「政界の119番」と呼ばれている。旧岸田派では岸田前総理の次のリーダー候補と目されるも、一部は小泉氏支持に回る見通し。政治部・小手川太朗記者によると、去年の総裁選では旧岸田派の支持が林氏、上川氏、小泉氏に割れたため派内にしこりが残っている。岸田前総理は派内の融和を優先し、1回目の投票では特定の候補をあえて強く推さない姿勢。小手川記者は林氏の出馬の狙いについて「岸田前総理の存在があり、岸田氏が再び総裁選に出馬すれば林氏は不出馬に追い込まれる可能性が高く、林氏としては『勝機があるときに戦いたい』、今回負けたとしても『今後も総理候補としての存在感を保ちたい』との思惑がある」と指摘。林氏の勝算については「討論力に自信があり、小泉氏が討論で失速すれば2位に食い込めるとみている。決選投票で高市vs林に持ち込めば勝機はあるとの見方」と指摘。脳科学者・中野信子は「林プランは素晴らしい。ユニバーサルクレジットは自民党が選挙前に現金給付か減税かで争点になっていたが、あの議論に対する最もスマートな答え」などとコメントした。高市早苗前経済安保担当大臣がきのう出馬の意向を示し、近々政策も発表する。TVプロデューサーのデーブ・スペクターは「林さんと同様、政策通である」などとコメントした。
