側近によると、上皇后様はおととい夕方、お住まいの仙洞御所で転倒し、右足に強い痛みがあったことから、昨日午後、車椅子のまま東京・文京区の東京大学医学部付属病院を訪れ検査を受けられた。その結果、「右大腿骨上部の骨折」と診断されそのまま入院し、今日、手術を受けられるという。ご夫妻はふだんから手を取りながら歩くなど転ばないように気をつけて過ごされていた。上皇様は今回の怪我を案じながら冷静に受け止め、昨日夕方には上皇后様を見舞い、一緒に医師から説明を受けられた。上皇后さまの痛みは断続的で足以外にけがはなく落ち着かれた様子だという。上皇后様の入院手術は、2019年に初期の乳がんが見つかった時以来。退院のめどは立っておらず、宮内庁はきょう詳しい手術の結果を公表する方針。