仙洞御所で転倒し、きのう、東大病院に入院した上皇后さまは「右大腿骨上部骨折」と診断され、きょう、手術を受けられることになった。宮内庁によると、上皇后さまは、おととい夕方お住まいの仙洞御所で平らなところに立っていた際、バランスを崩し転倒されたという。右脚に強い痛みがあるため、きのう東京・文京区の東京大学医学部附属病院で検査を受けたところ、「右大腿骨上部骨折」と診断され、きょう朝手術を受けられるという。上皇后さまは、しばらく入院されるということで、きのう午後5時すぎ上皇さまが病院を訪れ、診断内容について説明を受けられた。上皇さまも上皇后さまも落ち着いていて、現状を冷静に受け止められているという。今月20日に90歳となる上皇后さまは、先週土曜日上皇さまとともに演奏会を鑑賞し、元気な姿をみせられていた。上皇后さまの入院は2019年の乳がんの手術以来。