テレビ今昔物語、テレビを高齢者の立場から振り返る。1959年4月10日のある行事のために日本中の人たちがテレビを買った。武田さんの家庭では当時月給が1万円程度、テレビは買えるはずなかったという。1959年4月10日は美智子さまの結婚式のパレードがテレビで中継される日だった。その数日前に武田さんの家にもテレビが届いたそう、「暗かった茶の間が明るくなった・ワクワクした」と話した。テレビを見ながら武田さんの父親は「日本はこれから良くなるかもしれんぞ」と言ったそう。暗い話しかしなかった父親が初めて呟いた希望の言葉だったそう。武田さんはこのテレビと出会った幸せな日のことを決して忘れないと話した。生き方が難しい時代になったがテレビのニュースの中には必ず明るい未来が映っている、それを見つけられる年寄でありたいとした。