「忠犬ハチ公 -知られざる真実の物語-」の再現VTR。どこにも行く場所がなくなったハチと、どうしようもなくなった八重子。そんな窮地を救ってくれたのは上野英三郎の教え子たち。世田谷に新居を用意してくれた。そこで以前と同じように自由に過ごすとハチは元気に。そんなる日のこと、夕食の時間には必ず帰ってくるハチが、なぜかこの日は帰ってこない。そして、夜も更けたころに帰宅。ハチは度々、夜中に帰るようになった。ハチは、今でも英三郎が帰ってくると信じて渋谷に訪れていたのだった。八重子は渋谷区に住む上野家に出入りしていた植木職人の小林菊三郎の家へ向かった。八重子は小林にお願いし、ハチを預かってもらうことに。この頃からハチは渋谷で英三郎を待つようになったという。英三郎が亡くなった約2年後のことだ。