過労死白書公表。昨年度「仕事上の強いストレスで精神障害になった」として労災を申請した人は3780人、労災が認められた人は1055人で、いずれも過去最多だった。労災を申請した人のうち、自殺は未遂を含めて202人で、2010年度の171人と比べて概ね横ばいかわずかに増加としている。一方自殺以外で精神障害になったと労災申請した人は3578人で、2010年度の3.5倍に。女性は1930人、男性は1648人。業種別では医療・福祉が最多。また、精神障害の労災かどうか国が判断した3494人について背景を調べると、対人関係が1519人と最多。このため白書では「精神障害の労災申請が増加する要因の分析と過重労働対策を進めていく必要がある」と指摘。上野厚生労働相は「過労死等防止の対策に全力をあげて取り組んでいきたい」などとコメント。
