きょう11月6日は今から100年以上前の1910年に日本で初めてアパートが上野に建てられた日で「アパート記念日」とも言われている。きょうはアパートの歴史を学べる場所から中継する。
東京・北区にある「まちとくらしのミュージアム」では歴史的に価値のあるアパートの一室をそのまま移築して保存・展示している。限られたスペースをうまく活用するため、ベッドの下には収納スペースが設けられている。この部屋に入居が始まったのは1927年、その前には関東大震災という大きな出来事があった。そのためアパートの玄関には縄ばしごが設置されており、防災意識の高まりも確認できる。30年後の1957年に入居が始まった3人家族の部屋にお邪魔した。畳の部屋があり、テレビも置かれている。キッチンにはテーブル付きのダイニングがあり、「ダイニングで食事をする」という形式はこの頃始まった。また、食べる部屋と寝る部屋を分けるというスタイルもこの頃に誕生した。施設の運営責任者・渡辺さんに話を聞くと「ご覧頂いた間取りは50年前・60年前の当時、現在につながる新たな暮らしのチャレンジをしている。ここに来て、是非未来の暮らし方を一緒に考えていただければと思う」などと話した。このミュージアムはインターネットで事前申込すると無料で見学可能。
東京・北区にある「まちとくらしのミュージアム」では歴史的に価値のあるアパートの一室をそのまま移築して保存・展示している。限られたスペースをうまく活用するため、ベッドの下には収納スペースが設けられている。この部屋に入居が始まったのは1927年、その前には関東大震災という大きな出来事があった。そのためアパートの玄関には縄ばしごが設置されており、防災意識の高まりも確認できる。30年後の1957年に入居が始まった3人家族の部屋にお邪魔した。畳の部屋があり、テレビも置かれている。キッチンにはテーブル付きのダイニングがあり、「ダイニングで食事をする」という形式はこの頃始まった。また、食べる部屋と寝る部屋を分けるというスタイルもこの頃に誕生した。施設の運営責任者・渡辺さんに話を聞くと「ご覧頂いた間取りは50年前・60年前の当時、現在につながる新たな暮らしのチャレンジをしている。ここに来て、是非未来の暮らし方を一緒に考えていただければと思う」などと話した。このミュージアムはインターネットで事前申込すると無料で見学可能。