天皇皇后両陛下と愛子さまはきのう、東京・上野の国立西洋美術館で開催されている「モネ 睡蓮のとき」を鑑賞された。この展覧会はフランスの画家であるクロード・モネの大装飾画「睡蓮」など晩年の作品を中心にしたもので、日本初公開の作品を含む64点が展示されている。天皇陛下は睡蓮の初期の作品を見て「水が流れている感じがよく出ていますね」と感想を述べ、皇后さまとともに「きれい」と話しながら作品に魅入られていた。また陛下は「筆は何種類くらい使うんですか」などモネの絵画技法についても熱心に質問を重ねられた。「モネ 睡蓮のとき」は来月11日まで国立西洋美術館で開かれている。