群馬・下仁田町から中継。特産品の下仁田ねぎは火を通すと甘くて柔らかくなるのが特徴。年末にかけて出荷の最盛期を迎える。ここ数年の猛暑の影響で生育状況が悪くなっているという。軟腐病にかかると小さく枯れてしまう。下仁田町では昨年度、町全体で約3割が出荷できなかった。今年度、自治体と農家が協力して薬剤を散布する実証実験を行っている。肥料の中に窒素の成分が多いと軟腐病になりやすいと言われていて、肥料を与える畑と与えない畑で軟腐病のかかり具合も調べている。今月中旬、町と県、町内の農家が集まって実証実験の報告や意見交換を行った。町として今年度、農家に対して薬剤の購入にあたる10アールあたり最大5000円の補助金を出すようになった。
			
