群馬・下仁田町の特産品「下仁田ネギ」が大凶作に見舞われているといい、道の駅しもにたでは下仁田ネギについて「本年大凶作」との掲示も表示されていた。農家は5~6割減となってしまったと話す様子を見せ、飲食店の中には仕入れが従来の3分の1ほどになってしまったという話も聞かれた。下仁田ネギは種まきから収穫まで約15カ月という時間がかかるのに対し気候変動にも弱いのだといい、実際に今年下仁田町では最高気温が観測史上最高の39.8℃を記録し雨量も平年の2倍となっていた。一方で名産品を途絶えさせないための試行錯誤も行われていて、ネギとネギの間に麦をまいて日光を遮るなどの対策も生まれてはいるという。