東京消防庁では暑熱順化をトレーニングに組み込んでいて、厚手の防護服を着て階段の上り下りなどの運動を4月ごろから行っている。暑さに慣れていない人の体は熱を体内に閉じ込めてしまうため熱中症のリスクが高く、暑熱順化で暑さに慣れている人は熱が放出されやすいため熱中症のリスクが低くなる。東京消防庁では暑熱順化の効果検証も行ってきていて、暑熱順化後には最大1.7℃体温の上昇が抑制されるということが分かった。
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