昨日は夏日が508地点で今年最多となった。東京でも最高気温26.8℃を観測。こうした中でAIを活用した熱中症対策が始まっている。東京・世田谷の中高一貫校に設置されている「カオカラ」は化粧品大手「ポーラ」が開発したもので、AIが熱中症リスクを判定してくれるという。タブレットに顔をかざすとカメラで顔色や表情などを読み取り、暑さ情報とかけ合わせてAIが分析し、4段階で熱中症リスクを算出してくれる。工事現場などを中心に全国600か所以上で導入されている。また小池都知事は今月2日の定例会見で熱中症対策ウォッチ「カナリアPlus」を紹介した。熱中症の危険があると判断すると音・光・振動で通知してくれる。在宅高齢者や屋外勤務のエッセンシャルワーカーなどに今月から順次配布予定だという。