「AI創薬」は時間とコストがかかるとされる新薬の開発にAIを使い効率を挙げようというもの。特に期待されているのがこれまでコストの回収が見込めないとされ開発が見送られてきた途上国などの貧困地域で蔓延する病気の薬。理化学研究所によると新薬の開発は一般的に約10年1000億円程度必要だというがAI活用で早くて安価になり新薬の開発は飛躍的に伸びると考えられている。「DNDi」はWHO指定の“顧みられない熱帯病”を中心に治療薬を開発。主に熱帯の貧困地域で流行し製薬会社が開発を見送ってきた病気。中でも力を入れているのが「デング熱」。デング熱の観戦報告件数は過去最大となっている。DNDiはAIを使い始めて約1年で、デング熱の治療に効果を発揮する可能性のある物質を見つけたとしている。
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