きのう行われた卓球の世界選手権女子シングルス。伊藤美誠が世界4位の中国人選手(王芸迪)を破り準決勝に進んだ。伊藤選手にとって世界選手権で初のシングルスのメダル確定。第1ゲームをとられるが、第2ゲームでは要所でチャンスをものにした。第3ゲームも4連続得点など逆転。第4ゲームも終始リードを保ち、第5ゲームは一進一退。3位決定戦は行われないため、世界卓球女子シングルスでメダルが確定した。元卓球日本代表・平野早矢香は「伊藤選手らしい早めに勝負に行く」、「パリのオリンピックで落選をして、それはおそらく伊藤選手の競技人生の中で一番苦しかった」などとコメントした。伊藤は試合後、涙を浮かべながらインタビューに応じ「本当にうれしいのひと言」などと述べた。